高性能な家 High performance
ご家族みなさまに快適に暮らしていただけるように、様々な基準に準拠し、
暮らしの快適さだけでなくコスト面にもメリットのある高性能な家づくりをご提案いたします。
長期優良住宅
「長期優良住宅」をご存知ですか?
「長期優良住宅」とは、耐震性や耐久性能、省エネルギー性など7つの項目で一定の性能を求められている住宅です。
エスコトでは、政府が普及促進している「いい家をつくって・きちんと手入れをして・長く大切に住まう」をコンセプトとする長持ちする住宅の性能を、すべての住宅に取り入れています。
長期優良住宅に必要な7つの条件
- 1. 耐震性
- 地震に強く、倒壊しにくい安心の家
- 2. 耐久性能(劣化対策)
- 構造や骨組みのしっかりした長く住める家
- 3. 維持管理・更新の容易性
- メンテナンスの容易な家
- 4. 住戸面積
- 必要な広さが確保された、暮らしやすい家
- 5. 省エネルギー性
- 地球にやさしく、家計にもやさしい家
- 6. 居住環境
- 地域のまちなみと調和した家
- 7. 維持保全(維持保全管理、住宅履歴情報の整備)
- 「住まいの履歴書」付きの、長く快適に住み続けられる家
長期優良住宅のメリット
長期優良住宅(耐久性等で一定の性能基準を満たす住宅)の認定を受けた住宅は、一般住宅と比べて、所得税の住宅ローン減税や登録免許税、固定資産税、不動産取得税等の減税措置を受けられるところが大きなメリットです。
また、耐震性能に応じて地震保険料の割引を受けることも可能になります。
断熱性能
HEAT20とは
2009年に発足した「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称です。
深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題。この組織は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的としています。
HEAT20のG1~G3のUa値は地球温暖化やエネルギー問題を考えた住宅の断熱性能の基準となっています。
Ua値(外皮平均熱貫流率)とは
住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して、外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値で、単位は「W/㎡K」です。つまり、家から逃げる熱のことを指します。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
ここ静岡県並びに愛知県の地域区分は「6」であり、エスコトでは下記表の「G1」「G2」グレードの住宅をご提案しています。
外皮平均熱貫流率Ua値(H28年基準)
断熱基準 | 地域区分 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
H28年省エネ基準 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 | - |
断熱等級4 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.46 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | - |
ZEH基準 | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | - |
HEAT20 G1 | 0.34 | 0.34 | 0.38 | 0.46 | 0.48 | 0.56 | 0.56 | - |
HEAT20 G2 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.34 | 0.46 | 0.46 | - |
HEAT20 G3 | 0.20 | 0.20 | 0.20 | 0.23 | 0.23 | 0.26 | 0.26 | - |
耐震性能
エスコトの建てる住宅はすべて長期優良住宅です。その項目の中にも耐震性に関する基準があります。
そこでは耐震等級2相当以上の強度が求められておりますが、エスコトではさらに通常の建築基準法レベル(耐震等級1)の1.25倍の耐震強度がある、耐震等級3の構造を基準としています。
耐震等級は住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定されたものです。建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど、建物の耐震性能が高いことを示しています。
省令準耐火構造
省令準耐火構造とは
エスコトがオススメしている「省令準耐火構造」の住宅とは、準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。
通常の木造住宅の構造をアレンジすることで、防火性能が大幅に高まるため、火災保険料を約半分にすることも可能です。
省令準耐火構造3つのポイント
- 1. 外部からの延焼防止
-
隣家からのもらい火による火災に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造とします。
省令準耐火構造では、屋根を市街地での火災を想定した火の粉による建築物の火災を防止できるよう不燃材料で葺くこと等としています。
また、外壁および軒裏は、建築基準法の防火構造(例:外壁にサイディング壁を使用するなど)としています。 - 2. 各室防火
-
火災を最小限にくい止めるためには、発生した部屋と隣室および上階居室とを区切る「防火区画化」が重要となります。
省令準耐火構造では、各室を区画する構造とするため、火が他室に燃え広がりにくくなっています。 - 3. 他室への延焼遅延
-
内部で火災が起こった際、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。
火が住宅全体に広がりにくくするため、火災の通り道となる壁や天井内部の要所(壁と天井の取り合い部分)などに木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けています。