住宅ローン講座21 無理なく返せる借入額Ⅰ

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住宅ローン講座21 無理なく返せる借入額Ⅰ

住宅ローン講座21 無理なく返せる借入額Ⅰ

 

■借りられる額≠無理なく返せる借入額

 「借りられる額(=借入可能額)」と「無理なく返せる借入額」は異なることが多く、「無理なく返せる借入額」は個々のライフスタイルや消費生活のあり方でも異なるうえ、マイホーム購入後に増えるコストも加味して考える必要があります。なかには物件に対するこだわりや希望を優先するあまり、住宅ローン返済の負担感を検証しない方もいるので、十分な検討が必要です。

 

■「毎月無理なく返せる額」を計算しよう

 初めに「毎月無理なく返せる額」を試算しましょう。これは(a)毎月の住宅関係費から、(b)住宅取得後に増える維持費等を引いて試算します。

 まず、(a)毎月の住宅関係費は、現在支払っている家賃と駐車場代に、マイホーム取得のために積み立ててきた金額を月割りでプラスして考えます。

 一方、(b)住宅取得後に増える維持費等は、住宅を取得後に増える支出等を指します。住宅を取得すると固定資産税・都市計画税もかかるうえ、マンションであれば、管理費・修繕積立金が新たに発生し、駐車場代や駐輪場代などもかかります。一戸建ての場合は修繕積立金などはありませんが、将来かかる修繕費などを見越して、できるだけ計画的に準備すべきです。

 さらに、持ち家になると、従前の住宅よりも床面積が広くなり、床暖房などの設備がプラスされることも多く、光熱費が1~2割増加することも見込んでおく必要があります。このほかにも、繰上返済を計画的に行うための貯蓄も見込んでおくとなお安心です。以上により、(a)(b)がわかれば、(c)「毎月無理なく返せる額」が算出できます。 

 

次回は無理なく返せる借入額Ⅱ!!

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